「ピアカウンセリング」という言葉をご存知でしょうか?
たんぽぽカウンセリングでは、私、庄司が障害児の母のピアカウンセラーとしてカウンセリングを行っています。
でも、ピアカウンセリングってなに?どんな意味があるの?という方に向け、ここではピアカウンセリングの意味や目的、効果をお伝えします。
ピアカウンセリングとは?
ピアとは「peer」、「仲間」という意味です。
ピアカウンセリングとは、仲間によるカウンセリング、つまり、「同じ体験をした人によるカウンセリング」のこと。
ただし、ピアカウンセリングは必ずしも一対一のカウンセリングを行うものではなく、体験者同士の会話の場自体が、ピアカウンセリングなのです。
ピアカウンセリングは、実際に心理療法としてカウンセリングの現場に取り入れられています。
例えば、アルコール依存症の人にはアルコール依存症同士のグループでの会話、DV経験者にはDV経験者同士の会話の場を設けるといった具合です。
ピアカウンセリングの効果は?
ピアカウンセリングには、高い癒しの効果があります。
あなたも、同じような体験をした人との会話によって、気持ちが救われた経験はないでしょうか?
たとえば、あなたが辛い失恋の経験をしたとして、それをお友達に話したとします。
そして、同じような体験はしていないけれど、単純に
「大変だったね」
と慰めてもらった場合と、
「わかるよ。私も同じような経験をしたんだ…」
と、お友達も同じ体験をしたことを聞いた場合だと、後者のほうがより共感による癒しを感じませんか?
逆に、同じような体験をしていない人から
「気持ちわかるよ」
と言われても、「体験していないんだから、本当はわからないでしょ」と思いませんか?
このように、ピアカウンセリングは「同じ体験をしているからこそ気持ちをわかってもらえる」ことによる、共感による癒しを目的とする場なのです。
身近なピアカウンセリング
ピアカウンセリングの効果は、身近なところからでも感じることができます。
たとえば、体験談や手記を読んだとき。
同じような体験は、文章からでも癒しをもらたらします。
また、同じような体験をしている友達や知り合いとの会話でも、同様の効果は得られるでしょう。
現代であれば、ブログやSNSを利用すれば、簡単に同じような境遇の人を探すことができるので、活用してみるのもいいでしょう。
ピアカウンセラーとして伝えたいこと
SNSでは、Twitterなどでも同じような境遇の人と会話(メッセージのやりとり)をすることができます。
それによる癒しの効果はもちろん大きいのですが、SNSには弊害があることも忘れてはいけません。
SNSでは、ときに心ない人からの誹謗中傷もあるほか、不幸自慢やキズの舐め合いに陥ることもあります。これでは、問題の根本解決にはなりません。
また、SNSでは常に誰かからのアクションがないと不安な状態に陥りやすくなるため、依存性も高くなります。
メンタルが不安定な状態でのSNSの利用はより依存性を高め、メンタル的にも悪循環に陥りやすいので、注意が必要なのです。
本当に今の辛さから抜け出したいのなら、きちんと自分自身の内面と向き合う必要があります。
それには、ただのカウンセラーよりも、癒しの効果の高いピアカウンセラーを選んだほうが、より問題解決への近道になると思うのです。
微力ながら、当カウンセリングルームでは、私が障害児の母のピアカウンセラーとして、同じ苦しみを抱えるみなさまのお話をお聴きしています。
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