コラム

カウンセリングってどんなことするの?

カウンセリングってそもそもなに?

カウンセリングは、カウンセラーとの対話を通して、クライアントの心の問題を解決していくものです。

一人では抱えきれなくなってしまった悩みをカウンセリングで話すことで、気持ちを整理し、解決へ向かう手伝いをしてもらえます。

傾聴を基本とするカウンセリングでは、相手からの否定を恐れることなく、安心してありのままの気持ちを話すことができるでしょう。

また、カウンセラーとクライアントという関係は契約により守られているので、クライアントの情報や悩みが外部に漏れる心配もありません。

場合によっては「心理テスト」「心理療法」なども取り入れながら、カウンセラーはクライアントの心を少しでも軽くするお手伝いをしていきます。

日本ではカウンセリングというと、「精神疾患の人や心が弱い人が行くもの」というイメージがありますが、海外ではもっと気軽に「心のメンテナンス」としてカウンセリングが利用されています。

カウンセリングでは具体的にどんなことをするの?

カウンセラーが行うのは、基本的には傾聴です。否定や意見をすることなく、クライアントのありのままの気持ちを受け止めます。

傾聴は、「ただ話を聞くだけ」というイメージがあるかもしれませんが、実際には心理学の専門知識を用い、クライアントの問題を見極めて話を深めるべく、スキルを持って「聴く」のが傾聴です。

カウンセリングでは、まずはインテーク面接を行い、クライアントの心の状態・抱えている問題を把握し、カウンセリングの可否や進め方を決めていきます。

(インテーク面接は、通常高めの値段設定をする場合が多いですが、たんぽぽカウンセリングでは初回のインテーク面接は無料です)

インテーク面接にて継続的なカウンセリングを希望される場合は、カウンセリング契約を結び、それから次回日程の予約や入金処理を行なってもらいます。その後は、ご予約いただいた日程にてカウンセリングを行なっていきます。

カウンセラーはクライアントに寄り添いながら客観的視点で問題を見つめ、クライアントが自分自身の問題との向き合いを深めていくサポートをしていきます。

クライアント自身の向き合いを深めるため、時には質問を交えながら、専門知識を持って心のケアをしていきます。

カウンセリングのメリットは?

カウンセリングを重ねることで、クライアントは悩みを話すことによる癒しの効果を得られるほか、自分の中にも新たな視点を見つけられるようになり、冷静に感情のコントロールができるようになっていきます。

悩みのある状態では、ほとんどのクライアントは他人の言動に左右され、自分に自信を持てなくなっている状態です。自分の欠点に目を奪われ、「ありのままの自分」を受け入れられなくなっている、と言い換えてもいいでしょう。

カウンセリングの終着点、目的は、クライアントがありのままの自分を認められるようになることです。カウンセリングによって自分自身の考えに軸を見つけられれば、グラついた気持ちも安定していくでしょう。

また、家族や友人に悩みを話す場合、「嫌われないかな?」「いい子(人)でいたい」といった気持ちが邪魔をし、なかなか本当の本心は打ち明けられないものです。

さらに、相手の意見に左右されたり、依存的な関係に陥ってしまったりといった心配もあります。

その点、カウンセリングなら割り切った関係の中で、「自分の問題と向き合う」ことに集中できるのはメリットといえるでしょう。

カウンセリングでは何を話せばいいの?

「こんなこと、わざわざ話す悩みでもないかな?」と思うようなお悩みでも、気になっていることはなんでもお話しください。

悩みに大小はなく、人によって感じ方、捉え方は異なります。また、悩みが一つだけということもなく、複数の悩みから本当の問題が見つけ出せる場合もあるのです。

漠然とした不安や焦燥感があるという場合はとくに、カウンセリングで話すうちに悩みがはっきりしてくることもあります。その場合、悩みを一つ一つ言語化し、はっきりさせていくだけで、「なんとなくの不安」を払拭していけるでしょう。

話すことが決まらないという方も、まずはお話しをお聞かせください。

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